北近畿の四季
兵庫県美方郡新温泉町海上
田植え撮影。
2018年5月5日・6日・7日。曇り、大雨。
5年通い、四季の風景を主体に撮るとともに、田植え、稲刈り、農家の2大作業を3年間撮ってきました。
稲刈りは収穫という事こともあり、声のかけやすさがありますが、
田植えには神聖さを感じ、とても撮る気持ちになれませんでしたが、
村の人から撮って欲しいとのリクエストがありました。
大雨の中、田んぼに一人、老夫婦が互いに労わりながら作業を続ける姿、田植え後の解放感の笑顔を撮ることができました。
自然に溶け込んだ人々の営みを皆さんに見てもらい、笑いのある地域になってもらえたらと思います。
道端でのんびり
花に囲まれて
夫婦で田植え
親子で相談
畑作業
手植えで修復 1
手植えで修復 2
夫婦で畑
雨上がりの棚田
村の一角
さあ田植え 1
さあ田植え 2
雨でも田植えは心が躍る
夫婦そろって出陣
さあ開始 1
さあ開始 2
本降りのなか一人作業
畦の点検 1
畦の点検 2
新温泉町とのかかわり
Note
退職後の平成24年、ライフワークとしての撮影地を地元兵庫県で探していた時、山岳指導員・M氏に誘われ、冬の扇ノ山(おうぎのせん)(1310m)に入りました。
以来、この地域の四季を撮っています。
友人たちとともに食事休憩で訪れた『うみがみ元気村食堂』で海上(うみがみ)の方々との交友が始まり、何度も足を運ぶうちに、「この地域に貢献したい」という気持ちがふつふつと湧いてきました。
そんな矢先、海上の方から「こんなに多くの人を連れてきてくれて、地域を紹介してくれる人をこれまで見たことがない」と、町役場に紹介され『特別観光大使』を拝命いたしました。
これからも、山岳の風景だけでなく、住む人の表情、暮らし、風土、歴史など、人が訪れたくなるような写真を撮り続け、地域の方々がより元気になるよう寄与していきたいと思います。
【参考】
新温泉町:加藤文太郎生誕の地、浜坂に加藤文太郎記念館、新田次郎 著:『孤高の人』
豊岡市(となり町):植村直己生誕の地 豊岡市に植村直己冒険館
偉大な登山家が愛した地元の山(蘇武岳、氷ノ山、扇の山)
撮影者
Photographer
堀口裕央
Yasuo Horiguchi
撮影機材
Photographing Materials
Camera:FUJIFILM GFX 50S
Lens:GF 32-64mm F4
撮影期間
Period
2018年
2018